先日、車検整備をしました埼玉県白岡市 E様のトヨタ ソアラ[JZZ31]が、エンジンからのオイル漏れが酷かった為、今日、清掃と修理を致しました。漏れている箇所は、エンジンの繋ぎ目の役割をしているゴムパッキンからで、熱や年数劣化により硬化し、オイル漏れを起こしていました。
まずは、エアークリーナボックス、スロットなど取り外していきます。
エンジン内部は、オイル管理が良かった為、大変綺麗な状態を保っていました。
こちらがエンジン上部の蓋にあたります。 回りのゴムがパッキンになります。 取り外したモノは、弾力もなく、プラスチックのようにパキパキと割れてしまいました。
もう一箇所、忘れてはいけない所が、ディストリビューターのOリングです。本体取り外しの際の注意点は、何も考えずに外してしまいますと点火時期が狂ってしまいますので、ペンなどでマーキングして位置がずれないようにしておきます。
ここからのオイル漏れを放置しておくと、その下にある発電機が駄目になってしまい、充電がされなくなりクルマが止まってしまいます。
今回は、滲み程度でしたが、症状が酷くなる前に対策として作業いたしました。
早め早めの交換が、トラブルを未然に防いでくれますので、 一度愛車を点検してみては、いかがでしょうか?
それでは また。