スバル CVTのロックアップソレノイド不良 P2762 レガシィツーリングワゴンBR9 エンジン回転が高く多数の警告点灯
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富山県高岡市の同業者より修理のご相談です。お車はスバル レガシィツーリングワゴン(BR9) リニアトロニックを搭載したTR690トランスミッション。
現在の症状はロックアップソレノイドバルブの故障で、AT OIL TEMPランプやアイサイトなどの警告灯が多数点灯していて、走行中はエンジンが高めになっているとの事です。
走行距離は16万キロを超えているけど別箇所の修理をしたばかりだし、もう少し乗りづつけたいという思いで、近隣のスバルディーラーで見積もりをしたところ、20万円以上の費用を提示されたそうです。
そんな経緯もあって、遠方だけど、今回は何とか安価に修理をしたいという事でご一報いただきました。こんな話をされると何とか手助けできないものかと考えてしまう私。
お客様の言われる通り、テスト走行ではロックアップにならずエンジン回転が高い状況が確認できました。診断結果および現在の症状からするとロックアップソレノイドの故障で間違いないと思います。
テスト走行ではメーターの警告灯も消えて、エンジン回転数も下がりロックアップ機能も正常に動作するようになりました。
ゴールデンウィークを跨いだ修理となりましたが、先日お届けしまして修理完了です。
ちなみにレヴォーグ、フォレスター、インプレッサ、アウトバック、レガシィなどでも同様の症状が発生しています。
(トランスミッション型式: TR580 TR690)
出力されるDTCエラーコードは下記のような物があります。
・P0970 トランスファソレノイド回路/AWDソレノイド(Low)
・P0971 トランスファソレノイド回路/AWDソレノイド(High)
・P0973 プライマリソレノイドA系回路(Low)
・P0974 プライマリソレノイドA系回路(High)
・P0976 プライマリソレノイドB系回路(Low)
・P0977 プライマリソレノイドB系回路(High)
・P2762 ロックアップデューティソレノイド
・P2763 ロックアップデューティソレノイド回路(High)
・P2764 ロックアップデューティソレノイド回路(Low)
スバルソレノイドバルブ系の修理事例集はこちらです。
フォレスター アウトバック エクシーガ レガシィのCVTソレノイドバルブ故障修理 変速ショックや変速不良も P2762
ご依頼ありがとうございました。
丁寧な整備を心がけておりますので、ひとつひとつの作業にどうしても時間がかかってしまいます。
急いで作業を行えばヒューマンエラーにもつながりますし、ミスを無くすためにも3日から1週間程度のお時間をいただいております。
どうぞご協力お願いいたします。
● 初めての問い合わせで不安な方
● 車の修理をしたいけど迷っている方
● どこのお店に依頼していいかわからない方
経験豊富な整備士が適切なアドバイスをいたします、遠慮なさらずにお問い合わせください。
参考データ・作業内容
スバル レガシィツーリングワゴン (BR9)
施工時走行距離: 161,000 キロ
<スバルCVT変速ショック/ロックアップソレノイドバルブ故障修理>
・ロックアップソレノイドバルブ交換
・AWDソレノイドバルブ交換
・ATストレーナー交換
・ドレンボルトガスケット交換
・オーバーフロープラグガスケット交換
スバル車のオートマチックの故障でお困りでしたらお問い合わせください。
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ご自宅・現地まで引き取りに伺います!!
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※ご加入されている保険内容により変わりますので、
お手元に保険証券をご用意いただき、必ず事前にご相談ください。
この記事を書いている人
オートプラネット篠塚真介
埼玉にあるオートプラネットで働くメカニック。
日々、大好きな整備や修理に明け暮れていて、とても充実しています。仕入先でみつけた素敵なクルマや整備・修理の内容を、自分のか細い語彙力で紹介していきます。
何ごとにも探求心のある人に憧れる。