今日は、スバル レガシーツーリングワゴン[BH5]の
エンジンチェックランプが点灯して
全然パワーが出ないとのことで、お客様がご来店致しました。
診断機を使い、メインコンピューターにアクセスした所、
故障コード「ノックセンサー異常」と出てきました。
ノックセンサーとは、走行中に発生する
エンジンのノッキングを防止する機能で、
ECUに制御が入り、点火時期が遅角になり、
エンジンを守る仕組みになっています。
ノックセンサーが壊れていますので、
新品と交換です。
センサーは、何処に付いているかというと、
クランクにネジ留めされていますので、
まずはインタークーラーを取り外していきます。
エンジンルームを正面から向き、左脇にあります
バキュームホースを抜かないといけません。
10ミリのボルトを外し、止め具抜けば、
簡単に外せます。
続いて、マスターバック近くにあるホースも抜いておきます。
年数が経っていますので、固着してなかなか外れてくれませんでした。
センサーはクランクに付いているのですが、
「なぜここに取り付けたの?」というぐらい
奥まった所にあります。
無事に摘出したセンサーです。
指の太い自分には、なかなか大変な作業でした(笑)
新品に交換したら、ターボ独特の加速を感じられ
レガシーの走りが蘇りました。
それでは また。