今日は、スバル レガシーツーリングワゴン[BH5]の
エンジンチェックランプが点灯して
全然パワーが出ないとのことで、お客様がご来店致しました。

診断機を使い、メインコンピューターにアクセスした所、
故障コード「ノックセンサー異常」と出てきました。

ノックセンサーとは、走行中に発生する
エンジンのノッキングを防止する機能で、
ECUに制御が入り、点火時期が遅角になり、
エンジンを守る仕組みになっています。

sennsa-

ノックセンサーが壊れていますので、
新品と交換です。

センサーは、何処に付いているかというと、
クランクにネジ留めされていますので、
まずはインタークーラーを取り外していきます。

20131128_0845a

エンジンルームを正面から向き、左脇にあります
バキュームホースを抜かないといけません。

10ミリのボルトを外し、止め具抜けば、
簡単に外せます。

sennsa2

続いて、マスターバック近くにあるホースも抜いておきます。

20131128_0847a

年数が経っていますので、固着してなかなか外れてくれませんでした。

sennsa-3

センサーはクランクに付いているのですが、
「なぜここに取り付けたの?」というぐらい
奥まった所にあります。

20131128_0851a

無事に摘出したセンサーです。
指の太い自分には、なかなか大変な作業でした(笑)

新品に交換したら、ターボ独特の加速を感じられ
レガシーの走りが蘇りました。
それでは また。