今回は埼玉県さいたま市K様より、ATF圧送交換のご依頼です。
現在の走行距離は155000キロ。
少し走行距離が伸びていますが、弊社では過走行車でも対応可能です。
リフトアップをして作業を進めます。
アンダーカバーを外してオイルパンにアクセス。
フルードを排出。比較用に少し採取しておきます。
ボルトを外し、
内部には残留したフルードがのこっていますので、こぼれないように慎重に下ろします。
ストレーナー、新品との比較。
ビックリするほど汚れてはいませんでしたが、部品価格も高額ではないため交換します。
やっぱり新品は気持ちがいいですね!
新品ストレーナーをセットします。
オイルパン底部のマグネットにはかなりの鉄粉が吸着されています。
マグネットはキレイに清掃して定位置にセット。
ガスケットを新品に交換して元通りに組み付けます。
車両とトルコン太郎をセットしますが、このクルマは専用アタッチメントで接続します。
まずは抜けた分のフルードを充填。
それでは圧送交換を始めます。
まだ汚れていますので続けて交換を進めます。
3回の交換でようやくキレイになりました。
新油とかわらないくらい、色味が良くなっているのがわかりますか?
油量調整をするため温度を計測しながら作業を進めます。
規定温度範囲になったところでオーバーフローさせて調整完了です!
ガスケットを新品に交換してロックします。
トルコン太郎の接続を解除後、アタッチメントのOリング4つも新品に交換。
これですべての作業がおわり完成です。すみません、いつもは車両診断機で検査結果の写真があるのですが撮り忘れてしまっていました…
今回のおクルマも走行距離が多く過走行となるような事例でしたが、
いままで交換後に不具合の報告は1件もありませんので、気になっている方は、どうぞ安心してお問い合わせください。
専門知識豊富なスタッフがわかりやすくご案内いたします。
参考データ・作業内容
レクサスGS(GRS191)
走行距離: 155,000km
ATF圧送交換一式
・ATオイルパンガスケット交換
・ATFストレーナー交換
・ドレンプラグガスケット交換
・オーバーフロープラグガスケット交換
・オイルクーラーOリング交換
・ATF交換
■ 今回のご請求額は、69,100 円(税込)となっております。
ご依頼ありがとうございました。
国産車に限らず輸入車でも対応可能な車種は多々ございます。メルセデスベンツ、BMW、ポルシェなど幅広く対応していますので遠慮なさらずにお問い合わせください。
<作業・撮影/篠塚真介・松永和也>
この記事を書いている人
オートプラネット篠塚真介
埼玉にあるオートプラネットで働くメカニック。
日々、大好きな整備や修理に明け暮れていて、とても充実しています。仕入先でみつけた素敵なクルマや整備・修理の内容を、自分のか細い語彙力で紹介していきます。
何ごとにも探求心のある人に憧れる。