最近は中古車の問い合わせの他に整備に関しての問い合わせがかなり増えてきています。
今回はインプレッサG4(GK7)のCVTF圧送交換のご依頼をいただきました、その作業内容です。
現在の走行距離は25000キロ。メーカでは40000キロごとの交換となっていますが、すこし早めの交換は予防のためにも望ましいですね。
現在不具合はないということですのでこのまま交換作業に入ります。
リフトアップ。
下回りはキレイなままです!
新、旧、を比較するため比較用瓶に採取します。
ドレンボルトから抜けきれない分が残っていますので、こぼさないようにオイルパンを取外します。
吸着マグネットには鉄粉が溜まっていますが、適正範囲内です。
オイルパンに残った液状ガスケットをキレイに取り除きます。
オイルパンもマグネットも清掃完了!
ATストレーナーは交換しますので取外します。
新、旧との比較です。汚れ具合がよくわかりますね。
不純物やゴミが付着しています!もしストレーナーがなかったら…トラブルになっていますね。
新品は気持ちがいいです。
ミッション側も掃除します。
オイルパンの取り付け完了。
それでは圧送交換作業になりますので、トルコン太郎を接続します。
まずは、抜けた分のオイルを充填。この車の総油量は約10.5L~11L位あります。
5リットルづつ交換をします。
すっかりキレイになり、新油と変わらないレベルになりました。
フルードレベル調整
モニターで確認しながら35°~45°の範囲内でオーバーフローさせて調整完了です。
ドレンプラグガスケットは新品に交換。
そして走行テストを済ませ、変速や加速に問題ないかを確認します。
最後にコンピュータ診断チェックをして、すべての作業が完了しました。
参考データ・作業内容
スバル インプレッサG4(GK7)
走行距離: 22,300km
CVTF圧送交換一式
・ストレーナー交換
・フィルター交換
・オイルドレンプラグガスケット交換
・ATF 20L(持ち込み)
ご依頼ありがとうございました。
国産車に限らず輸入車でも対応可能な車種は多々ございます。メルセデスベンツ、BMW、ポルシェなど幅広く対応していますので遠慮なさらずにお問い合わせください。
この記事を書いている人
オートプラネット篠塚真介
埼玉にあるオートプラネットで働くメカニック。
日々、大好きな整備や修理に明け暮れていて、とても充実しています。仕入先でみつけた素敵なクルマや整備・修理の内容を、自分のか細い語彙力で紹介していきます。
何ごとにも探求心のある人に憧れる。