本日はフィアットの圧送交換依頼です。
このフィアットですがトランスミッションはスバル・プレオと共通のものが搭載されております。
このミッション構造は現在のCVTの前進になるもので、動力伝達のトルクコンバーターの代わりにパウダークラッチが採用されていました。
トルクの伝達にパウダー(磁性鉄粉)を使用するもので、流体クラッチのなめらかさ・摩擦板式クラッチの連結時の高能率などの長所を兼ね備えてたシステムです。
前置きは置いて作業に移ります。
今回の作業はオイルパンの脱着清掃はなく、圧送交換のみとなります。
ですが外付けのフィルターがありますのでこちらは交換をいたします。
もうすっかりキレイになりましたね。
最後にレベルゲージでの油量調整をして完了です。
フィアットはイタリアのコンパクトモデルの車ですが、こちらのプントように世代を重ねても名前が続くのは珍しいんですよ。フィアットでいえば、ウーノ、リトモ、ティーポ、クロマ、バルケッタ、テムプラ、クーペフィアット、どれも一代限りだったと記憶してます。
間違っていたらスミマセン…
参考データ・作業内容
フィアット プント
走行距離: 45,200km
CVTF圧送交換一式
・ATフィルター交換
・オイルドレンプラグガスケット交換
・ATF 15L
■ 今回のご請求額は、40,000 円(税込)となっております。
この記事を書いている人
オートプラネット篠塚真介
埼玉にあるオートプラネットで働くメカニック。
日々、大好きな整備や修理に明け暮れていて、とても充実しています。仕入先でみつけた素敵なクルマや整備・修理の内容を、自分のか細い語彙力で紹介していきます。
何ごとにも探求心のある人に憧れる。