こんにちは。オートプラネットです。

埼玉県朝霞市のお客様より、スズキ・スイフトスポーツATF交換の依頼です。

こちらのお客様はこれから車をカスタムしていく予定で今後の事を見据え、オイル関係をしっかりと交換したいとお話ししていました。
そのメンテナンスの1番最初にATF交換作業のお問い合わせをいただきました。

誠にありがとうございます。

まずは車両をリフトアップします。

下回りを確認中にオイルフィルタからオイルにじみを確認。

社外の油温センサーのアタッチメントからにじみがでています、おそらくOリング等が劣化していると思われます。こちらはお客様には報告。
キレイに掃除しといてとの事でした。

では作業に入ります。

こちらがオイルパン。

まずはオートマオイルを抜いていきます。その際、汚れ具合を比較する為に少しだけ採取しておきます。

ボルトを緩めてオイルパンを外していきます。

オイルが残っているのこぼさないように慎重に作業をすすめます。

中にあるストレーナーも外します。

左:取り外したストレーナー、右:新品ストレーナー

鉄粉や不純物が混ざってオイルが汚れています。見た目の色が全然違いますね。

中のフィルター部分にも細かい鉄粉やゴミがあるのが見えます。

こちらが新品のフィルターです。

これでまた汚れをしっかりと取り除いてくれるでしょう。

次にオイルパンの掃除です。

ドロッとしたように鉄粉がこびりついています。磁石がちゃんと仕事をしてくれている証拠ですね。

こちらもピカピカになりました。磁石もこの通り綺麗になりました。

バルブボディーも綺麗にしておきます。

見えるところだけですが、綺麗になりました。

ここからは逆の手順で戻していきます。

オイルドレンパッキンも新品に交換。

オイルパン装着完了。
トルコン太郎で圧送していきます。

使用するオートマオイルはお客様かのご要望でモチュール製の高性能オイルを選択。

付属のホースを車両側に接続。準備が出来ました。

まずは最初に抜けた分の3.5リットルを補充します。

圧送交換モードにしてスタート。

1回目の交換が終わりました。

まだ汚れがありますね。採取したオイルと比べると変化が少ないです。

さらにもう1回圧送交換していきます。

2回目の交換が終わりました。赤く綺麗になってきました。

ここから30分ほどクリーナーモードで細かい鉄粉やゴミをしっかり取り除いていきます。

透けるようになり中のフィルターが見えるようになりました。

ここまで綺麗であれば大丈夫です。

オイルの油量をレベルゲージで確認。適正値へ調整を繰り返します。

最後にコンピューター診断機にて異常が無いかもチェック。

問題はありません!これで安心して乗る事ができますね。

オートマチックの不調が出る前に、予防として交換するのはオススメです。
気になることや、悩みがございましたらご相談ください!
経験豊富なメカニックが親身に対応いたします。

参考データ・作業内容

スズキ スイフトスポーツ(ZC31S)
走行距離: 91,400km

CVTF圧送交換一式

・ATオイルパンガスケット交換
・ATストレーナー交換
・オイルドレンプラグガスケット交換
・オイルクーラー洗浄
・モチュール MULTI ATF 20L

■ 今回のご請求額は、78,000 円(税込)となっております。

ご依頼ありがとうございました。
国産車に限らず輸入車でも対応可能な車種は多々ございます。メルセデスベンツ、BMW、ポルシェなど幅広く対応していますので遠慮なさらずにお問い合わせください。

この記事を書いている人

オートプラネット篠塚真介

オートプラネット篠塚真介

埼玉にあるオートプラネットで働くメカニック。
日々、大好きな整備や修理に明け暮れていて、とても充実しています。仕入先でみつけた素敵なクルマや整備・修理の内容を、自分のか細い語彙力で紹介していきます。
何ごとにも探求心のある人に憧れる。