皆様、こんにちは。オートプラネット松永です。
11月下旬になりもう少しで12月に入りますね。仕事をしているからでしょうか、毎年言葉にしてしまいますが1年過ぎるのがとても早く感じてしまいます。
皆様はやり残した事がないよう今年中に済ませて下さいね。
さて、本日もトルコン太郎の出番になりました。
埼玉県さいたま市のお客様で車種はレクサス・IS350になります。
写真では分かりづらいですが普通のホワイトではなく光の当たり具合で薄い青色にも見えます。
高級車ブランドのレクサスの中でスポーツ志向の車両で販売開始から約10年経過しましたが、中古車として手頃な価額になってきているので街中でもよく見かけます。
大きさ的にも運転しやすいのも人気の1つかもしれません。
では早速、作業に取り掛かります。
今回の内容はATオイル交換に加えてオイルパンの清掃もご依頼頂きました。ありがとうございます。
まずオイルを抜きオイルパンを取り外していきます。
オイルパンの中身はバルブボディーと呼ばれる精密機器が組み込まれています。
この部分でオートマオイルの油路を切り替えて自動でシフトアップやシフトダウンをしています。
中央のストレーナとゆう黒い部品も交換します。
こストレーナでオイルのなかの不純物を取り除いている為、中のフィルターは・・・・。
左側が新品で右側が古いストレーナです。一目瞭然です。
真っ黒になっているのでフィルターの役目がいかに大事かが分かります。
これでオイルの通路も綺麗になるでしょう。
次はオイルパンの清掃に取り掛かります。
オイルと一緒に鉄粉が混ざりこびり付いています。
四角い3つの物体は磁石でオイル中の鉄粉を引き寄せる役目をしています。
真っ黒だったオイルパンと磁石も綺麗になりました。この磁石にはまたお世話になります。
これで、ようやく下準備が出来ましたのでトルコン太郎でオイル交換していきたいと思います。
ここからはオイルの色の変化を分かりやすくする為、写真だけを並べていきます。
10リットルの交換が終わりましたが、やはりオイル汚れはそこまで変化してないですね。
さらに10リットルの交換をしてみます。
合計20リットルの交換が終わりました。廃油モニターの色が赤くATFらしい色になってきました。
この状態では鉄粉や汚れたオイルが多少混ざっている可能性がある為、アイドリングのまま20分間クリーナモードにて作動させます。
20分経過。。。
左端の新油モニターの色にかなり近づいてきたかと思います。
いかがでしょうか?写真だけでは分かりづらいのもありますが、色の変化はお分かり頂けたかと思います。
今回もオイル量20リットル使用でしたが、車の状態で違いは出てきますよ。
参考データ
レクサス IS350
ATF圧送交換
ストレーナー交換
オイルパン脱着清掃
ATF20リットル