メルセデスベンツGLC43AMGのECUチューニングとバブリングのご依頼です。
通常AMG車ですと、控えめでありながらもバブリングしているのですが、こちらは控えめすぎで全く鳴りません…。
これでは少し寂しいという事で、今回のチューニングでは街乗りや高速域はもちろんの事、特にバブリングに関しては、お客さまの希望もあり、かなり強めのセッティングで行きたいと思います!
何か不具合がある状態ですとチューニング本来の性能が発揮できません。まずは事前に診断を済ませます!
フォルトは一切ありません!
V型6気筒ツインターボエンジン。
大型化されたターボチャージャーによって最高出力は390馬力、最大トルクにいたっては520N・mを発生。想像するに、高回転まで滑らかに溢れ出すパワーとトルクは言うまでもありません。

ECUを慎重に取り外して、内部のデーターを吸い出します。

無事にノーマルデータの吸出しが完了しました。
このデーターをベースにチューニングしていくことになります。

インストールするのはしーちゃんECUデータ。バブリングは強めのセッティングです!!
書き込み完了。
こちらのクルマはCPCというもう一つ別のECUがあり、そこでレブリミッターや速度リミッターの管理をしているのです。今現在はこのCPCにアクセスする機材がないため、コーディングで速度リミッターの変更を行います。

ベディアモで接続…じゃなかった…。
DTS-MONACO(モナコ)を接続。
んーー?
すでに上限値の250キロになってる。AMGなので最初からこの設定なんだと思います。
とりあえずこの項目はそのままにして切断。
停止レブリミッターの変更ができないため、バブリングのテストは走行して確認してみます!その様子はこちらです。

バブリングは動画で伝わりやすいとは思いますが、今回は走行中という事もあり、肝心の音があまり聞こえてきません…。でも実際の音は生で聞くともっともっと迫力あってかなり強めの仕上がりになってます。!
それに対して動画では全く伝わらないのがフィーリング!
特にメルセデスベンツは、ラグジュアリーといいますか、高級志向に舵を切っているのでしょうか?気になっていたアクセルを踏んでもワンテンポ遅れて加速するもっさり感は全て払拭され、レスポンス良く瞬発力のある、とっても楽しい車に生まれ変わりました!!
ご依頼ありがとうございました。
国産車に限らず輸入車でも対応可能な車種は多々ございます。メルセデスベンツ、BMW、ポルシェなど幅広く対応していますので遠慮なさらずにお問い合わせください。