事前のメール相談では、
「10回に一度くらいの割合で、エンジン始動直後にDレンジに入れると多少ショックを感じる事があったり、減速時に3速から2速へのシフトダウンが気になる時がたまにある」
とのことです。
ここで少し余談ですが、車体番号からSクラスと認識はしていましたが、お預かりしてビックリ。なんとメルセデスベンツのチューニングメーカーMOSEL(モーゼル)が手掛けたコンプリートカーだったのです。
エンジンをかけた時の咆哮は、まさに獣がほえたける、そのものでした!
走行距離は76000キロ。タイミング的にはちょうどいい頃合いです。
それでは実際に走行テストで確認をしてまいります…
オーナー様が気になっていたエンジン始動直後のショックや、3速から2速のシフトダウンショックがすかっり解消されていました!
このように症状が解消したのは、やはりATFの劣化が影響が大きかったことになりますので、早め早めのメンテンナンスでトラブルを予防しましょう。
「シフトチェンジのスムーズさにはびっくり」
「まるで別の車のようなスムーズさに満足しています」
ご用命ありがとうございました。
急いで作業を行えばヒューマンエラーにもつながりますし、ミスを無くすためにもATF圧送交換作業の期間は、3日から1週間程度のお時間をいただいております。
● 車の修理をしたいけど迷っている方
● どこのお店に依頼していいかわからない方
● 初めての問い合わせで迷っている方
参考データ・作業内容
メルセデスベンツ Sクラス S63 AMG 4マチックロング MOSEL (W222)
施工時走行距離: 76,000 キロ
<ATF圧送交換一式>
・バルブボディ脱着清掃
・ATオイルパンガスケット交換
・ATFストレーナー交換
・バルブボディ固定ボルト交換
・ATオイルパン固定ボルト交換
・オーバーフロープラグ交換
・オイルドレンプラグシールリング交換
・オイルガイドパイプ交換
・VGSカプラーOリング交換
・ATF (ペトロナス TUTELA ATF XP-4) 20L
・SOD1-Plus添加