前回のロービームのHID取り付けで、大変満足していただき
フォグランプもHID化したいと、ご要望がありましたので、
今回作業することになりました。
今回注意しなければならないことがあります。
それは、アクアの純正フォグランプは、
樹脂製で出来ており、大変熱に弱いのです。
採用されているバルブもH16と呼ばれるモノで、
19Wと非常に低消費電力になっています。
普段の35WのHIDを取り付けると
レンズ表面が曇ってしまっったり
溶けてしまうトラブルが、発生します。
今回も設置場所のスペースが、限られていますので、
バラスト一体型の、HIDを取り付けることに。
そして、先ほど述べたトラブルを防ぐ為に
安心安全の19W仕様です。
ハンドルを右いっぱいに切り、タイヤハウスの
インナーカバーをずらして、作業を開始します。
純正球を左に回し、カプラーを抜けば
取り外すことができます。
H16と互換性があり、無加工で取り付け可能な、
H11、19Wのバーナーを使いました。
長さが全然違いますので、念の為現物で確認しました。
ツメの多少の違いなどありますが、
削るなどの加工も一切必要なく
簡単に取り付けできました。
バーナーを、バラストの切り込みに差込みます。
バーナーロック機構採用のHIDですので、
走行中の振動や衝撃による脱落のトラブルを
防止してくれます。
組み立てたHID一式をライトに差込み、
右側にロックするまで、回します。
最後にバラストから出ているカプラーと
車両側のカプラーを接続すれば作業終了です。
純正のフォグランプは、温かみがある色合いですが、
先日交換したHIDのヘッドライトと比べてしまうと
どうしても劣ってしまいます。
フォグランプをHID化することにより、
悪天候時でも視界が確保され、
安全性の向上に繋がる、有効なカスタムだと思います。
それでは また。